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介護福祉士を取得する方法や勉強法とは?

介護福祉士の仕事内容

超高齢化社会の現代において、介護福祉士を目指すという方も多いでしょう。
介護の専門家として働くことができる「介護福祉士」は、国家試験に合格して国家資格を取ってはじめて名乗ることができる職業です。
年齢制限もなく、40代や50代からでも目指せる介護福祉士とはどのような仕事なのでしょうか?

介護の現場で持っているととても有利な資格である介護福祉士の仕事は、大きく2つに分かれています。
1つは「被介護者または介護者・家族に対するサポート」で、特別養護老人ホームなどの介護施設にて、高齢者や障害者の方に対して介護サービスを行うことです。
もう1つは「職場で働く介護職員への指導監督」で、国家資格を持つ専門家として現場で働く同業者、ヘルパーや介護職員の方々への指導や監督を任されることになります。

介護福祉士の資格を取るために必要な時間はどれくらい?

アラフォーに人気の国家資格「介護福祉士」になるにはどれくらいの時間が必要になるか調べてみました。
やはり国家資格というだけあって、誰でも簡単に受けられる試験というワケではなさそうです。
まずは試験を受ける前に「受験資格」を得る必要があり、その条件を満たす方法には3通りの方法があります。

「国が認可している介護・福祉系の高校卒業するルート」では、介護福祉について高校で専門的に学べる上に、高校卒業してすぐに即戦力になります。
この場合は受験資格を得るために約3年間が目安と考えられます。
「介護・福祉系の養成施設で勉強して卒業するルート」では、高卒であれば入学できますし、卒業すれば受験資格をゲットできますので、約2年で受験資格を得ることができます。

「実務経験を積むことで受験資格を得るルート」もあり、これは現場で3年以上(540日以上)働いた上で介護福祉士実務者研修を履修すれば受験資格を持つことができるというもの、つまりかかる時間は3年ですね。
この場合は働きながらになりますのでお給料ももらえますし、学費というものは発生しません。
この3つを比較した場合、アラフォー主婦に向いているルートは賃金を得ながら受験資格をゲットする3つ目の「実務経験」が現実的と言えます。

介護福祉士になるための勉強法

スクールに通えたらいいですが、家事や育児もしなければいけない主婦にとってその時間を確保するのは簡単ではありません。
そうなると、独学またはオンラインの対策講座などの利用が現実的となるでしょうね。
もちろん独学で国家試験合格している人もたくさんいますので、計画的に実践できれば誰にでも挑戦することができます!

勉強法としては、過去問問題集を使って勉強し、答え合わせのときに正しい答えをしっかり読み込むことがポイント。
文章で回答する問題は、正しい答えを丸暗記して間違った部分の違いを理解しておきましょう。
問題集をすべて解けたら、答えの解説と基礎、関連情報も併せて総合的に理解を深めていきます。
試験対策としてのコツは、まず問題の傾向を知ること、そして確実に点をとれる問題で答えることができるよう答え方をしっかり身につけることです。