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子どもにきつく当たってしまったら

思わず感情的になり自己嫌悪に陥ることがある

いくら子どもがかわいくても、疲れていて時間のない時になかなか寝てくれない、食べてくれない、「イヤイヤ」の繰り返しだと、時には感情的になり、子どもにきつく当たってしまうこともあるものです。
特に働いているお母さんの場合、自分も仕事に出かけなければならないのに「保育園に行きたくない!」とぐずられると、ついついきつい態度に出てしまうことも珍しくありません。

相手は子どもですから、できるだけ穏やかに優しく育てたいと思っても、やらなければならないことが山積みになっているとイライラするのは人間として当然のことです。
子どもにきつく当たった後に自己嫌悪に陥ってしまうお母さんも多いと思いますが、感情的になるのは決して悪いことではありません。
むしろ無理に感情を抑えれば、ストレスが溜まって調子を崩すことにもなりかねませんので、注意が必要です。

感情的になってしまったら

感情的になって子供に当たってしまわないためにも、自分を褒めてあげることも大切です。
会社勤めもして、ご飯もきちんと作って、忙しい時間を割いて子ども達と遊んであげる時間も見つけている自分を偉いと褒めてあげれば、気持ちにゆとりが出てきます。
自分に自信を持つことで、感情的になり子供にきつく当たる機会も少なくなるはずです(´∀`*)

子どもにきつい言葉で当たってしまった時などは、「少し言い過ぎたな」ときちんと反省することで繰り返すのを避けることができます。
また、非常に大切なのは、「一貫性のあるしつけをすること」です。
むやみやたらに感情的になって子どもに言うのではなくて、「こういうことをした時に怒られるんだ」ということを子どもに理解させることが大切です。

例えば、子どもが他の子や兄弟を傷つけるようなことを言ったり、何かしたりした場合には、多少きつく叱ってもかまわないと思います。
「他の人にこういうことをするとお母さんが怒る」と分かれば、子どもは他人に対する接し方に気をつけるようになるはずです。
子どもは親が思っている以上に親のことをしっかりと観察していますので、同じことをやっても、ある時は叱られてある時は叱られないといったようなことが繰り返されると、混乱してしまうのです。
人格を持った一人の人間ですから、「どうせ子どもだし」と思ったりせず、尊重する気持ちを忘れずに接することが大切です。

自分でなかなか自分の気持ちをコントロールできないような場合には、子育て・育児の専門家に相談してみるのも一つのアイディアでしょう。
育児に関するカウンセリングは、対面だけではなくてメールや電話、ビデオなどで受け付けているところもありますので、まずは悩みを打ち明けて気持ちを落ち着けましょう。