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教育虐待に気をつけなければ

教育虐待とは

教育虐待という言葉を知っているでしょうか?
虐待には身体的なものや言葉など心理的な虐待の中に、勉強に関してのしつけから虐待に発展することが多く見られます。
教育虐待と呼ばれるもので、例えばテストの点数が悪いからといって人格を否定するようなことを言いつつければ心理的虐待となり、勉強しないという理由で傷ができるほど叩けば身体的虐待となります。

子ども側からすれば大きな負担や悩みとして抱えている場合が多いのが現状です。
実際、全国にあるシェルターには教育虐待がきっかけで身を寄せる子どもが増えています。

自分は大丈夫だろうか

教育虐待という話を聞いてどうでしょうか?
傷つけるまではなくても勉強しなさいとパシッと叩いてしまったり、どうして出来ないのと兄弟と比べてしまったり、心当たりのある方は意外に多いのではないでしょうか?

私も含め、誰しも予備軍ではないのかなと考えています。
子供には苦労してほしくなくて、なるべく大人になってからの選択肢は多い方が良くて…と、さまざまな要望が浮かんできます(>_<) しかし子ども自身は本当にそれを望んでいるのか、一度立ち止まって考えてみないといけないと感じました。

自分で気づくポイントとは

自分の教育が虐待に近づいていないか判断するためのポイントがあります。
まずは成績や点数など、分かりやすいもので評価することばかりを良しとしていないか。
点数や成績の裏には本人の努力がありますよね。
点数に現れなくても努力をしたかどうかで見ることも時には必要です。

自分の考えや価値観に固執していないか考えてみましょう。
大学は行かなくてはいけない、このランク以上の学校に行かないと恥ずかしいなど自分の価値観で見ていないでしょうか。
子どもは一人の人間として切り離して考えみるといいかもしれませんね。

そして頭ごなしに言っていませんか?
子どもの意見をきちんと聞くことも大切ですよね。

そして勉強でも習い事でも、子ども自身がやりたいことなのかどうか考えること。
これは一番見直すべきことですね!
子どもがやりたいことをやっているときはきっと輝いているはずです(*^^*)

教育虐待にならないために

気づくポイントが分かったところで、教育虐待に陥ってしまわないように親子が一緒にできることはあるでしょうか?
そこにはコミュニケーションが大切なのだと考えます。

子供のことは分かっているようでわかっていないことが多く、小さい頃は一日のすべての行動を共にしていましたが、年齢を重ねるごとに一部しか見えなくなっていきますよね。
それに伴って会話も少なくなっている気がします。
子どもが好きなものを知っているようで、知らなかったりしていませんか?
私は、毎日5分だけでも他愛もない会話を心がけてみようと思います(*^^*)