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部活動はどこまで親がやるべき?

当番制でこなす休日の部活の送迎

子どもの部活動について、親がどこまで関与すべきかは悩むところだと思います。
特に土日や休日の練習試合や大会など学校とは別の場所での活動の場合、親が送迎したり、子ども自身が行けそうな距離であれば自転車で行かせるということもあるでしょう。
しかし、中には当番制で送迎をおこなっているところもあるようです。

といっても熱心や親御さんが組んだ当番表が配布されて義務のようになっているそう。
下に小さな兄弟がいる場合は、早朝から起こして連れていくことがかなりの負担にもなりますし、休日が必ず休みという親御さんだけではないですよね。
当番表によって家庭に支障が出ている方も少なくないと考えられます((+_+))

他の子どもを乗せることへの心配

自分の子ならまだしも、他人の子どもを乗せるのは責任が重いという考え方もあります。
乗り物に酔いやすい子は、自分の親の運転でないと酔ってしてしまうかもしれません。
部活の道具を乗せる場合では、気づいたら車に傷が付いていたなんてことも考えられます。

また親御さんも運転に慣れている方ばかりではないですし、乗せていて何か起こったらどうしようと不安に思いますよね。
例えば自身は気を付けていても、事故に巻き込まれてしまって他の子どもに怪我をさせてしまったなんてことになれば、いくら当番制になっていたからといっても責任を取らなくてはいけないかもしれません。

送迎による死亡事故の例も

2016年には保護者による送迎中に、生徒2人が死亡する交通事故が起きてしまった例もあります。
その地区には電車が通っていないこと、150キロも離れた会場での大会に出場予定だったこともあり、マイクロバスに20人ほどの子どもを乗せ送迎していたそうです。
この事故をきっかけに、学校の費用でバス会社を手配するなど対策をするようになった学校も。

しかし大きな大会ならまだしも練習試合のような通常の部活動でプロを手配するのは難しいでしょう。
そうするとどうしても保護者での送迎となるのですが、こうした事例が実際に起こっているとなると、他の子どもを乗せることに慎重にならざるを得ませんよね。

少なからずメリットもあるため難しい

一方で送迎を手分けすることでメリットもあると思います。
部活の友達はクラスや学年を超えてできるものなので、子どもの交友関係を知るきっかけにもなりますし、子どもが一生懸命頑張っている部活に親が関われる少ない機会でもあります。
それがきっかけで子どもとの会話が増えることもあるでしょう!(^^)!

また当番ではない日は、子供の支度だけすれば送迎してくれるのも正直ありがたいですよね。
自分が当番の日は段取りを考えたり、下の子をどうするかなど問題はありますが、どの家庭でも少なからず支障はあるものだと考える方もいらっしゃるようです。
大変なのはお互い様だと考えることもできるでしょう。