蚊の生態
夏になると気づけば刺されていて、我慢できないほどの痒さをもたらす困り者といえば蚊ですよね。
子どもが刺されると掻きむしってとびひになってしまうこともあります。
そんな蚊ですが、一番活動するのは気温25度から30度で、夏だけでなく初夏から秋になっても飛んでいることもあります。
蚊は普段は花や草の汁から糖分を摂取していますが、産卵のために必要なたんぱく質を補給するために吸血するのです。
そのため吸血するのはメスだけで、オスは吸血することはないんですよ!
蚊に刺されることは実は危険
蚊に刺されることで、痒みや腫れを感じるだけがほとんどですが、それだけでは無い場合もあります。
蚊は感染症を運んでくることもあるのです!
世界的に見ればマラリアやデング熱など、蚊を媒介して流行している感染症は命に関わる危険な病気が多く見られます。
年間約100万人もの方が命を落としているそうです。
日本も決して例外ではなく、実は日本脳炎は蚊を媒介して感染する病気なのです(>_<) 日本脳炎は発症すると死亡率が4割にもなる恐ろしい病気で、子どもの予防接種の対象ともなっていますね。 犬や猫のペットを調べたところ、約4割がウィルスを持っているそうです。 人間だけでなく、ペットからも蚊を通して感染してしまう可能性があることを知っておきましょう。
蚊に刺されやすい人の特徴とは
蚊に刺されやすい人、刺されにくい人がいますよね。
私はとてもよく刺されるので刺されない人がうらやましい!
では蚊はどうやって刺す人刺さない人を見分けているのでしょうか?
一つは人の足にいる常在菌の種類にあるようです。
それは決して人間が匂いで感じるものではなく、常在菌が出す脂肪酸などの化学物質や、その菌の割合などで蚊に刺されやすくなるのではと言われています。
足が蒸れて臭う時に刺されやすというわけではなく、その人自体が持つ常在菌の種類で刺されやすいということですね!
蚊に刺されない為の対処法
常在菌のせいだからといって、刺されるのを諦めることはできませんよね!
少しでも刺されにくくするためにおすすめな方法は、足の裏をきれいに拭くことです。
要するに常在菌を除菌してしまおうという考えなのです(^O^)
アルコールを付けたティッシュで足裏を拭いた場合、拭く前と比べて刺された数が3分の1にまで減少したという実験結果もあります。
人によって効果は違うようですが、数時間は効果が期待できるそうですよ!
出かける前に除菌シートで足の裏を拭いておいたり、石鹸で足を洗ったりすれば刺されにくくなるかもしれませんね(*^^*)
拭くだけでとても簡単なので、蚊に刺されてお困りの方は試して見てはいかがでしょうか。