仕事復帰するメリットとは?
働いていなかったブランク期間が長くなればなるほど、社会復帰する際には心のハードルが高くなりますよね。
しかし、子育てが一段落したから家計のために働きたい、もう一度仕事をしてみたいと考える人は少なくありません。
ブランクが長くなると、どうしても即戦力にはならないと考えられてしまう傾向があり、再就職できるチャンスは低くなりがちです。
しかも小さな子供がいたりすると、働いている間子供はどうするの?という問題が面接官の脳裏をよぎり、不採用となりやすいのです。
しかし、そんなハードルをクリアしてでも仕事復帰することには、大きなメリットがあります。
1つ目のメリットは家計の収入がアップするという点で、これは仕事復帰の最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。
特に保育園などにお金がかからない年齢の子供なら、社会復帰したことで発生する必要経費を低く抑えられるため、家計の収入アップに大きく貢献できそうですね。
2つ目のメリットは、社会とのつながりを持てるという点です。
専業主婦はどうしても外の世界とのつながりが少なくなりやすいものです。
しかし社会復帰をすれば、家族以外の人とコミュニケーションをとることができ、自分という人間に対して自信がついたりネットワークが広がります。
どんなデメリットがある?
しかし、社会復帰する際にはデメリットがあることも理解しておかなければいけません。
考えられる1つ目のデメリットは、仕事を見つける際に妥協しなければいけない可能性があるという点です。
上記のようにブランク期間のある人は、正社員としての社会復帰はハードルがとても高くなります。
そのため、社会復帰することを優先にして、雇用形態の面で妥協する人は少なくありません。
契約社員とか派遣、パートという働き方を選ばざるを得ない人もいるでしょう。
2つ目のデメリットは、心身共に疲れるという点です。
仕事だけに集中できるだけではなく、家庭のことも育児のこともパートナーと協力しながらやりくりしなければいけません。
体調が悪い時もあれば、子供の体調が悪くて仕事に行けないこともあるでしょう。
そうした時にはどう対応するのかという点は、社会復帰する前の段階で家族できちんと話し合っておかなければいけません。
3つ目のデメリットは、職場のスピードについていけない可能性があるという点です。
基本的な社会人としてのマナーは心得ていても、コミュニケーションの取り方やオフィスのテクノロジーに関しては、ブランク期間に大きく変化した可能性は十分にあります。
そうした点で浦島太郎の状態になってしまわないように、事前にきちんと勉強したり準備をした上で臨みましょう。