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簡単に衣替えをしたい

クローゼット

衣替えがおっくうな原因!

シーズンごとにやってくる衣替え。収納スペースに限りがあるし、毎回毎回手間だなと思いながら衣替えをやっています。家族全員分となると1日がかりの大仕事なので、いい方法がないか探してみました。
そもそも、おっくうに感じる原因は服の量が多すぎることだそうです。収納した冬服・夏服も出しやすい場所にあるかどうかで労力も違います。シーズンごとに保存する服の整理をしておけば、次のシーズンは楽になるので、全部をしまうのではなく、本当に使うかどうかを見極めて整理していきましょう(^O^)

衣替えにベストタイミングとは?

一般的に衣替えをするタイミングは、10月ごろに冬服へ。6月ごろに夏用へという人が多いようです。最近は暑かったり寒かったりで調整が難しいことも多いですよね。
上手く衣替えをするには各シーズン3回に分けて入れ替えるのがいいそうです。
3回に分けると時間がかかって、かえって大変そう…と思うところですが、きっちり分けておけば、簡単に入れ替えができます。

細かく分けるときは、以下を参考にしてみてください。

  • 真冬の厚手服(ダウン、セーター、マフラー、防止、手袋)
  • 秋冬の薄手服(厚手の長袖、ヒートテック、タイツ、コート)
  • 春夏の薄手服(ロンT、羽織、Tシャツ)
  • 真夏にしか着ない服(タンクトップ、ステテコ、水着)
  • いつでも着る服(ジーパン、ワイシャツ、仕事用など)

夏から冬へ衣替えをするときは、いつも着る服を残した状態で片づけを始めます。台風が過ぎる9月くらいには海やプールに入ることもなくなるので、真夏セットを片づけます。その際に、春夏用の薄手セットを補充します。一気に全てを入れ替えないので、短時間でササっと完了。
次の10月ごろには秋冬+真冬セットを使いやすい場所へセットして、片づけはなしでOK。ロンTなど薄手の春夏用を片づけてもOKですが、意外に冬場のインナーに使ったりするので通年用として置いていてもいいかもしれません。
冬を越えて3月の寒い時期を過ぎたら厚手冬物を片づけます。4月ごろに秋冬セットをしまって、真夏用を先に出しておきましょう。最近は4月くらいでも突然暑い日が出てくるので薄手の服を早めに準備して、少し肌寒い日でも梅雨時期でも、春夏用の羽織があれば十分です。

衣替えの進め方

衣替えをするポイントとして、事前準備が大切です。何をどこへ片づけるのか、何から順番に始めるのかなどを先に決めておくと、順序良く進められて、その場に服が散らばって山積みという状態を避けられます。

衣替えは下準備が大事!

しまうケースや入れ物は、各シーズン用に小分けにしておきます。
タイミングに合わせてササッと取り出して入れ替えるということができるようにケースは出し入れがしやすいタイプを選びましょう。
圧縮袋で保存するのもアリですが、重ねにくいデメリットがあるので、押入れやクローゼットの中で雪崩のように崩れてしまうことも。収納袋が崩れにくくぱっと見て何が入っているのかわかりやすい状態にできる場合は袋でも問題ありません。

家族全員分の衣替えをする場合は、一気に出して一気にしまうと、誰の何がどこへ行ったか分からなくなってしまいます。全部一緒に行うのではなく、最初はパパとママ、次に子供たちなど分割して進めていくと、二度手間を省けるでしょう。

服を精査して断捨離も!

しまう前に保管する服を確認します。汚れや破れなどがあればその場で処分しましょう。ここでもう一度洗濯して…と脱線してしまうと時間がいくらあっても足りません。洗濯のタイミングで落ちていない服はあきらめて断捨離するのがポイントです。お洒落着で簡単に捨てられないというものは、普段着脱するときに確認して、クリーニングに出しておくなど、衣替えの前までに終わらせておきましょう。
子供のサイズアップを見越して、小さくなりそうなものはリサイクルショップやメルカリへ出品も検討してみます。シーズンが再来して取り出すタイミングで売りたいと思ったら、見えない汚れがシミになって出てきて売り物にならないという可能性も。先手を打つイメージで断捨離をしていくと、衣替えが楽になりますよ。

場所を決めてからケースを選ぶ!

クローゼットや押入れに入れるとき、優先度で保存場所を決めていますか?家事動線沿い、もしくは動線に近い扉が一番使用頻度の高い扉です。押入れの場合だと動線側の上の段、クローゼットは動線側の下部がメイン収納場所です。ということは、優先度の高いところに使わない衣服をおいておくととっても邪魔になります。
押入れの場合は、上から下の順によく使うもの、一番下はあまり使わないものと置いていくと取り出すときにもわかりやすいですよ(^O^)
クローゼットの場合は、掛けておくものは優先度が高め、収納ボックスにしまうものは優先度が低めです。また、掛けている服も真ん中が優先度高め、端に行くほど優先度は低めという順で並べていくと、あっちこっち探し回ることはなくなるでしょう。

ラベルで見つけやすさをアップ!

収納ボックスやケースにラベルを付けましょう。100円均一でかわいいラベルシールが売っているので、収納ボックスをお洒落にわかりやすくしておきましょう。小さなことですが、衣替えのテンションも変わってくるかもしれません。
シールに文字を書くのもわかりやすいですが、洋服の種類がわかる絵柄のシールもおすすめです。見ただけで厚手の服なのか、ズボン系なのか、子供の服なのかなどがわかりやすくなります。小さい子供が自分で取り出す場合にも文字より絵柄のほうが手伝いやすいかもしれません。
また、貼る場所はケースの上部ではなく側面に貼りましょう。上は重ねてしまうことが多いので、すぐに何が入っているのかを判別できなくなってしまいます。側面に張っておけば、低いところでも、高いところでも中身が確認できるので、取り出してから間違えたー!という無駄な作業が減らせます。

収納ケースは1箱に1種類まで!

ケースの端がまだい空いているから…と詰め込みがちですが、NG行為です。シャツはシャツ、ズボンはズボンと必ず1ケースに1種類にしておきましょう。タンスへ入れ替える際にケースの中身が乱雑に入っていると、整理しながら入れていかなくてはいけません。取り出したら入れるだけでいい状態を保てると、かなりの時短になります。収納ケースの隙間がもったいないというときは、同じメーカーの小さいサイズのケースを購入しましょう。同じメーカーで揃えたほうが、収納するときにスッキリ見えるので、おすすめです。

季節ごとに分ける上手なたたみ方

コートやジャケット、大物のたたみ方ってよくわからないですよね。たたみジワができてしまうのが心配というものは掛けておくようにしましょう。
ダウンジャケットは圧縮袋に入れて空気を抜くのもアリですが、ほかにも小さくする方法があります。センターのチャックを閉じた状態で袖の空気を抜きながら胸の前でたたんでください。首回りを腰へ向けて2/3までおり、裾の穴に入れ込むように丸めます。更に横に半分に折りたためば小さなエコバッグやビニール袋に収納できるサイズになるので、圧縮袋がなくても隙間に収納できますよ(^O^)
タイツやコートも同じ形で、裾や腰の穴の部分へ先端を入れると崩れにくく、かさばりにくい状態を保てます。

ゴチャゴチャしない収納

ケースが自立できるプラスチックタイプの場合は、縦に置いた状態で服を入れていきます。平積みで入れるより、本棚のような形で見やすく、取り出しやすくなります。ケースを立てておけば、どんどん重ねて入れていくだけでいいので楽ですよ。
手袋やマフラーなどの細かいアイテムは洗濯ネットに入れて収納ケースへ。カラーごとに青はパパ用、ピンクはママ用、黄色は子供用などわかりやすくしておくとGOOD!バラバラになってしまう小物はまとめてしまっておきましょう。

まだ着るかもしれない服は一軍二軍に分ける

断捨離できないけど、痩せたら着ようと思っている服は、二軍ボックスへうつしましょう。今シーズンは着なかったけど、来シーズンは着られるかもという期待で残しておくと大抵次のシーズンでも着ないままということが多いもの。そういった服は二軍ボックスへ入れたあと、衣替えのタイミングでは出さずにしまっておきます。1年全く触れることなく終わった場合は断捨離決定です。捨てるのがもったいないときは、売ることも検討しましょう。売れたお金は来シーズンに新しい服を買う資金にしたらいいので、服はため込まずに回転させていくようにしましょう。

保存するときに注意したいポイント

押入れやクローゼットにしまうと半年は風に触れられない状態になってしまいます。取り出したときに湿気臭い、かび臭いといったことのないように定期的なメンテナンスと防虫対策しておくのがポイントです。

湿気対策

梅雨や夏場は湿気対策をしっかりしておきましょう。
月に1度は押入れを開けて空気の入れ替えをします。引き出しタイプの収納ケースであればケースを開けた状態のところへ除湿器やサーキュレータを使って、こもった空気を入れ替えます。押入れ用の除湿剤を入れておくのもおすすめです。

カビ&虫食い対策

衣替えをするときは、部屋干しの服をできるだけ避けたいところです。少しでも生乾きのままだとカビはすぐに全体に広がります。衣替えで取り出した服がカビだらけというのはとても悲しいので、部屋干しが避けられないときは、除湿剤を入れてから収納しましょう。
防虫剤は衣服の上に置くのがベスト。防虫剤の成分は上から下へと下がっていくタイプのため、ケースの底へ入れてしまうと効果が半減してしまうそうです。
ケースに防虫剤を入れていても、押入れやクローゼットが虫やカビの巣窟になっていては虫食いを防げないことも。衣替えのタイミングで押入れやクローゼットの隅のほうまでキレイにしてから入れ替えましょう(^O^)