子供にもキャッシュレス決済
キャッシュレス決済が大人にも普及しているように、子どものお小遣いでもキャッシュレス決済のシステムを取り入れる家庭が増えています。
子ども自身も小銭を出したり、お釣りをもらったりといった手間が省けて便利ですよね。
さらに背景には、この先さらにキャッシュレスが当たり前になっていく時代になると見越して、子どものうちに慣れさせておきたいと考えている親御さんが多いようです。
高校生では半数以上、小学生でも3割がよく利用するか時々利用するというアンケート結果が出ています。
子どもが利用経験のあるキャッシュレス決済で多いのはプリペイドカードです。
あらかじめ金額が決まっているので使いすぎる心配もないので安心ですよね(*^-^*)
油断すると怖い注意点
便利で社会経験の練習にもなるキャッシュレス決済ですが、注意しておかなければならない点もあります。
一番の大きな問題は、目に見えてお金が減ることを経験できないからこそ、無駄遣いが増えてしまう傾向にあることです!
カードやバーコードなどでの決済なので、実際にお金を使っているという感覚が実感しづらいですよね。
大人の私でも使いすぎてしまうといった経験はあるので、子どもにとってはゲーム感覚になってしまうかもしれませんね((+_+))
実際に残高がなくなってはチャージするということを繰り返して、お小遣いが全部なくなってしまったという例も。
他にもお年玉として1万円分をあげても、1か月のうちにゲームへの課金で使い切ってしまう小学生もいたようです。
キャッシュレス決済で困らないように
現金を扱うよりも、管理の仕方を一緒に考えると良いです。
例えば交通系電子マネーであれば、電車やバスだけでなく、コンビニなどでも利用することができるので使い勝手がいいですよね。
これを利用して、お小遣いをチャージし、使ったときにはお小遣い帳に記入して行く方法が良いでしょう。
月末に入ったお金、使ったお金、残ったお金と結果を記入して、ひと月のお金の流れを確認することも大切です。
このように大人と一緒に管理をすることから初めて、だんだん自分だけで管理させるようにすれば、キャッシュレス決済と上手に付き合っていけますね(^O^)
子どもがお小遣いを上手く使えるようにするには
お小遣いは大切に使って欲しいと思いますよね。
しかし、時には大人から見ると無駄遣いだと思えるものに使っていたりします。
そこで覚えておきたいのは、無駄遣いと否定することではなく、どんなものを買ってもお金には限りがあるということを教えることです。
ゲームへの課金でも、お菓子でもおもちゃでも、どんなものに使っても予算内で済ませることを教えていきたいですね!